貧困に対して、社会のゆがみや社会保障制度のあり方を考えるより、困窮状態にある人(子供を含む)を興味本位で眺め、「あら探し」してしまいますね。

ネットカフェ難民(2007年)や年越し派遣村(2008年)の頃から貧困家庭報道の量は増えましたが、人々の貧困へのまなざしは変わっていないと感じています。

2012年に、タレントの親族が生活保護を受給していたことが注目されました。2018年にもありました。それ以降、「努力不足」「安易に頼るな」など厳しい声が広がっていますね。

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貧困家庭の特徴/子供


NNNドキュメント ニッポン貧困社会~生活保護は助けてくれない

「お金がない男と結婚なんてしなきゃよかった」

「別れても、次養ってくれる人はいないからしょうがない」

と母親は、平気で子供の前で言うことがありますね。

貧困家庭で育った子供は、親の愛情も得ることが出来ず、自分の性格を全否定されながら育ったので、大人になった今でも自分に自信が持てません。

今では母親とは距離を置いている子供が多いと聞きます。

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貧困家庭の特徴/子供


貧困生活に苦しむ下流女性の葛藤と苦悩

一つ一つの出来事はほんの小さなことかもしれません。しかしながら、日本の相対的貧困家庭で暮らす子供たちは、生きていく中で、この言葉を何度も何度も繰り返します。

「日本の貧困状態の子どもたちの方が、精神的な落ち込みが大きかった」

「周りのみんなにとっては当たり前の生活が自分だけ享受できない」という状態は、子供たちに破壊的なダメージを与えます。

そして、「なんで、僕だけ?」 を繰り返した子供たちは、もうその言葉を言わなくなります。

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貧困家庭の特徴/子供

子供たちに限らずに親にも貧困家庭の問題は非常に重くのしかかります。

なぜ貧困家庭が、こんなに増えてしまっているのか?

今の日本は世界から裕福そうに見られていますが、実は貧富の差って年々すごくなっていっていると感じます。

まず貧困家庭の特徴とは、母子家庭が多いということです。

親の離婚がきっかけとなり、養育費もうまくもらえずに母親一人が子供を養わなくてはいけなくなるので、経済的な負担な半端ではなく母親が精神的や肉体的に無理がかかり結局病んでしまい、働けなくなる。

しかも母親はとくに資格なども持たずに、子供を養えるだけの仕事に就けないというのが現状です。

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貧困家庭の特徴/子供

母子世帯の母の最終学歴において、高校卒業が48%と最も多く、大学への進学率は6.9%と全国平均と大きな開きがあります。

学歴と収入には相関があることから、ひとり親家庭において、貧困が次世代に連鎖しやすい状況が生まれていることが懸念されます。

実際には、ひとり親家庭で育った子供たちが多いのが実情です。

例えば、厚生労働省雇用均等・児童家庭局が作成した児童養護施設入所児童等調査結果によると、児童養護施設の入所児は約6割が、ひとり親世帯で育ってきた子供たちで、里親委託児は約7割がひとり親世帯で育ってきた子供たちです。