母子家庭の貧困率(貧困家庭)は5割を越え、就労による収入は平均181万円です。

これは子どもがいる他の世帯に比べて400万円低く、その5割以上が非正規雇用です。

特徴として、母親が仕事を掛け持ちして暮らしている人も少なくありません。

本人の努力が足りない、そんなの自己責任だと言われる方もいるかもしれません。

果たしてそうでしょうか?

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貧困家庭の特徴/母親


年収2450万円も 都営住宅の明け渡し請求、23世帯に

女性の貧困が深刻化しています。特に全国で約120万世帯にのぼる母子家庭(シングルマザー)の困窮が顕著です。

統計によると、母子家庭の平均年収は、一般世帯の半分にも満たないです。

2012年の貧困(世帯年収約122万円未満)率は、子供がいる現役世帯(世帯主が18-64歳)全体では15.1%なのに対し、ひとり親世帯では約55%にまで跳ね上がります(ひとり親世帯の約9割が母子家庭)。

2世帯に1世帯以上が、貧困に苦しんでいます。

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貧困家庭の特徴/母親


シングルマザーの支援制度 現状と課題は

貧困家庭のほとんどが母子家庭です。お金にゆとりがないのは仕方がないことだし、 子供たち優先のお金の使い方になるはずです。

ところが、高級なブランド品のバックを持っていたりします。さらに、嗜好品が好きです。

どこにお金を使うかは本人の自由だし、 他人にはどうでもよいことなのですが、そのようなお金の使い方をしておきながら、子供にお金がかかる等の愚痴をこぼすのは辞めたほうがいいと思うのです。

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貧困家庭の特徴/母親

平成23年度全国母子世帯等調査によると、シングルマザーの平均年間就労収入が181万円で、その分布は、100万円未満が28.6%、100~200万円未満が35.4%となり、200万円に満たない世帯が約6割を占めています。

平成26年度国民生活調査によると、こどもがいる世帯全体の平均所得は696万円であり、相対的にも低い平均年収から、ひとり親家庭の暮らしの困難が想定されます。

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貧困家庭の特徴/母親

子どもの目から見た家庭の経済状態などはどのようなものだろうか。貧困世帯の子どもの47%が「苦しい」と答えており、非貧困世帯の子の回答(19%)を大きく上回っています。

しかし、親の回答では、貧困世帯の親の8 割が「苦しい」と認識おり、親の見方に比べると子どもはより楽観的に考えているのか、あるいは家の本当の経済状況を正確に把握していないのかもしれません。

親が「苦しい」と回答している貧困世帯のうち、子も「苦しい」と回答している世帯はほぼ半分の53%であり、残りの47%が「普通」か「ゆとりがある」と認識しています。

逆に子どもが「苦しい」と回答している貧困世帯では、親が「普通」「ゆとりがある」と回答していることはほとんどいません。