子供の貧困をテーマに、こども食堂や学習活動に取り組んでいるNPO法人など団体が増えてきています。
そこで情報交換や運営のあり方、これからの方向性などを共有し、一層、子供たちにとってプラスになる支援活動を展開するために、支援団体には頑張っていってほしいと願っています。
貧困の子供の支援団体
日本・見えない【 貧困 】~ 未来を 奪われる 子どもたち
格差が広がる現在の社会情勢の中で、貧困、虐待、いじめ、不登校、引きこもり、障害、非行などさまざまな生きづらさを抱えた子供たちが、家庭や学校に居場所を見いだせないという状況が大きな社会問題となっています。
また、そうした子供たちは、学力の遅れや自尊感情の低さも相俟って、自身の将来に対する関心も希薄です。当然のことながらそうしたことが、その後の不安定就労、貧困の連鎖へと繋がっていきます。
人は、孤立して生きていくことはできません。子供が困難な状態にあるときに支援団体による「信頼できる大人」と繋がることができたら、その困難も乗り越えられるに違いありません。
それは、新しい地域づくりにも繋がることでもあります。
貧困の子供の支援団体
日本・見えない【 貧困 】~ 未来を 奪われる 子どもたち
一つの支援団体だけでは地域の子どもの貧困課題に対して限界があります。
学校・行政・地域の大人たち・事業に関わる青少年たち、子供の貧困課題に関わる人に対して、講習・研修・講演などを通して、子供の貧困に関する理解を深めるとともに、連携して取り組んでいく土台をつくっていかなければいけません。
貧困の子供の支援団体
子供の貧困に関して、国や自治体をあげて取り組むニュースも多くなっています。
まずは、困難を抱える子供や、親の現状を知るということが、大切な確実な一歩になると思います。
「関心があるけど、自分はなにが出来るのかな?」と考えていらっしゃる方も多いと思うのです。自分たち住む地域で、私たちのすぐ隣りにある「子供の貧困」について知り、支援団体にせよ、個人にせよ一歩でも動くということが大事です。
6人に1人の子どもが、平均所得の半分以下で暮らしている日本。ひとり親では、実に2人に1人の子どもが困窮しているということです。
現代の貧困は、見た目ではわからない、とよく聞きます。
貧困の子供の支援団体
子供の貧困の放置は、子供達の将来が閉ざされてしまうだけでなく、社会的損失につながるとの考えを前提に、子供の貧困対策を「慈善事業」にとどまらないことです。
「将来への投資」と位置づけ、寄付金をはじめとする企業や個人等からの提供リソースを基金として結集し、支援団体が動いていかなければ、何も始まりません。