「子どもの貧困は見ようとしないと見えない」
「子どもの貧困を隠しているのは他ならぬ、大人なのではないか」
そんな問題意識から、私たちが見逃しているものは、何なのでしょうか?
そんな貧困家庭の実話がたくさんあります。
貧困家庭の実話
日本・見えない【 貧困 】~ 未来を 奪われる 子どもたち
45歳のシングルマザーの話。
本当に忙しいです。朝5時半に起きて子どもたちのお弁当作って、洗濯して、バスに乗って会社に出社して、夕方の買物をして、ご飯作って、片付けて、お風呂入って洗濯して、自由になる時間は23時過ぎ。
それでひと息つければいいけど、いつも明日、明後日のおカネのことを悩む。最近はNHKの集金です。もし来たら、どうしよう、どうしようって眠れない日もあります。
こんなこと、もう15年も16年も続いています。生活は苦しいし、希望はないし、毎日死にそうです。
貧困家庭の実話
デリ嬢の知られざる貧困生活【ドキュメンタリー】
こんな母子家庭の話もあります。
母子家庭です。貧困に苦しんでいます。
現在息子11才とふたり、アパート暮らしです。毎月悲惨な状況です。 私は収入が月に14万程度。
車、家賃、光熱費で9万、携帯、保険に食費でギリギリになります。昼は販売、夜は月に5、6回のバイトをしていました。
最近不景気でバイトも1、2回になりもうあてにできない状況です。
将来の不安でいっぱいです。息子は空手を習っています。中学入学もあります。この先もっとお金が必要となり、今より我慢を強いる生活をさせるのはと思うと申し訳ないです。
実家にも戻れず、私に余裕がないためお付き合いして1年の彼ともうまくいかなくなりました。
最初だけ子供に私にと尽くしてくれた彼ですが、今では子供をなぜか避けるようになり、苦しいと相談しても何一つ協力してくれなくなりました。もう別れようと考えています。
収入の面で今の職を変えることを毎日考えています、資格は登録販売を受験し、採点の結果合格でした。それのみです。
貧困家庭の実話
ファーストフードでの話。
ものすごい貧困な頃は、ファストフード店に通い、水と無料のスナックを食べていた。
そこで他人が食べているのを座って観察していたが、たいして手も付けずトレーをゴミ箱に捨てずに食品をそのままにして帰る人も多かった。
フライドポテト、コロッケ、チキン、フィッシュ、触っていないものもあった。口をつけられたものには手を出さなかった。
ある時は女性が自分の子供に2つのフィッシュ以上の食事を注文し、その子はコロッケ1つとフライドポテト数本だけを食べてそのまま帰った。その数週間では自分にとって最高の食事だった。
貧困家庭の実話
30代の節約家の主婦の話。
野菜は素人でも、ほぼ放任してても育って、保存が利くものがいい。冬の野菜は素人には難しいので、夏に作って大量保存してます。
例えばニラなんか一度根付いたら雑草と同じ。シソも毎年放っておいても生えてくる。
あとオクラ、トマト、ジャガイモ、カボチャ。この辺を所狭しと作って、業務スーパーで売ってる海外産の激安ひき肉と合わせて、自作の皮で餃子や春巻き、ハンバーグにします。
他はミートソースやポタージュにして、秋までに冷凍庫一杯に作っておくんです。