日本は経済的に豊かな先進国です。
世界経済のかなり上の方にいますね。ですので 貧困層という言葉にはあまり馴染みが無いかもしれません。
しかし、現実では日本国内の年収の低い貧困層(貧困家庭)の割合は16%という数字が出ています。 およそ6人に1人が年収(手取り)が低いという結果です。
貧困家庭の年収と手取り
【衝撃】これが年収300万・既婚・子持ちの生活費らしいです。
日本人の6人に1人が貧困層らしいですが、貧困層って年収幾ら以下の人を指すのでしょか?
単身者では手取り所得が127万円、2人世帯では180万円、 3人世帯では224万円、4人世帯では254万円に相当します。
ところが、年収800万円にもかかわらず、「家計が火の車」「破綻寸前」という家庭が少なくないといいます。
『隠れ貧困 中流以上でも破綻する危ない家計』(朝日新聞出版)の 著者で経済ジャーナリストの荻原博子氏に、そうした「隠れ貧困」の実態を聞くと、その結果、年収800万円といっても、実際の手取りはどんどん少なくなっているのが現状です。
貧困家庭の年収と手取り
子どもの貧困
子どもの貧困率については、厚生労働省が経済協力開発機構(OECD)の基準に基づき公表。
平均的な可処分所得(いわゆる手取り年収)の半分(2012年、4人世帯で 244万円)を下回る世帯を「相対的貧困層」と呼んでいます。
貧困家庭の年収と手取り
同じ年収200万円でも家族構成や社会保険の有無によって手取りは変わりますが、ひとり親家庭で子供が16歳未満、社会保険アリなら同じぐらいの手取りになるはずです。
年収200万の若者が結婚し、400万の世帯収入を無理なく見込める環境をつくる。200万の収入は心もとないが、でも別に今はそれほど苦しいと思ってないのに、普通にワープア貧困層にがっつり入ってきます。
貧困家庭の年収と手取り
「子どもの貧困率」と「子どもがいる現役世帯」の貧困率の違いは何です
か。
「子どもの貧困率」は子どものみで算出しますが、「子どもがいる現役世
帯」の貧困率は、子どもがいる世帯の大人を含めて算出しています。
「子どもの貧困率」とは、子ども※1全体に占める、等価可処分所得が貧
困線に満たない子どもの割合をいいます。
「子どもがいる現役世帯」の貧困率とは、現役世帯※2に属する世帯員全
体に占める、等価可処分所得が貧困線に満たない世帯の世帯員の割合をい
います。
子供を養うために、手取り年収600万円ならと、何度もこのラインを目指している人もいることでしょう。