女性の貧困が深刻化しています。

特に全国で約120万世帯にのぼる母子家庭(シングルマザー)の困窮が顕著です。

統計によると、母子家庭の平均年収は、一般世帯(共働き含む)の半分にも満たないです。

どうしてここまで顕著になって貧困家庭として表れるのでしょうか?

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貧困家庭の年収と共働き

2017年の貧困(世帯年収約122万円未満)率は、子供がいる現役世帯(世帯主が18-64歳)全体では15.1%なのに対し、ひとり親世帯では約55%にまで跳ね上がります(ひとり親世帯の約9割が母子家庭)。

2世帯に1世帯以上が、貧困に苦しんでいるということです。

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貧困家庭の年収と共働き

世帯年収200万円未満だと、月収15~16万円。時給950円~1000円のバイト又は派遣レベル。貧困の若者の過半数は、家賃払えず、実家に「居候」しているとのデータがあります。

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貧困家庭の年収と共働き

平均株価2万円突破と景気のいい話が聞こえてくるのは、兜町ばかりで、この間にも日本の貧困は悪化を続けています。

『週刊東洋経済』が、統計上も共働き世帯の割合が全国首位、正規雇用比率もトップだと語っています。

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貧困家庭の年収と共働き

「学校から帰っても親がいない」は貧困でない共働き家庭も同じですし、「誕生日を祝えない」はお金の問題というよりは、時間が合わないだけでしょう。相対的貧困に陥っているひとり親世帯の大半が、母子家庭であることがわかりますが、同時に、平均年収がぐんと低くなっています。